白骨温泉 泡の湯からのアクセス
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〒390-1515 長野県松本市安曇4181(白骨温泉)
電話:0263-93-2101
善光寺
〒380-0851 長野県長野市元善町491
電話:026-234-3591(代)
受付時間:毎日午前9時~午後4時30分(12月31日は午後2時まで)
善光寺とは
日本最古のみ仏を祀る善光寺
創建約1400年の歴史を持つ信州善光寺の御本尊・一光三尊阿弥陀如来は日本最古の仏像といわれており、『善光寺縁起』によると欽明天皇十三年(552年)、仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられたそうです。しかし崇仏・廃仏論争の最中、廃仏派によって難波の堀江へと打ち捨てられた後に、信濃国司の従者として都に上った本田善光が信濃の国へお連れしました。その「本田善光」の名前から「善光寺」と呼ばれるようになったのです。
11世紀前半の浄土信仰が盛んな時期には、善光寺聖と呼ばれる民間僧が本尊のご分身仏を背負い、全国各地を遍歴しながら民衆の間に善光寺信仰を広めました。そして信仰の拡大に伴いご分身仏が作られるようになりました。
鎌倉時代に入ると、源頼朝や北条一族が善光寺を信仰し、善光寺信仰がどんどん広まり全国各地に新善光寺が建立され、御本尊の模刻像が多く造られました。(現在の前立御本尊は鎌倉時代のものです。)
戦国時代の弘治元年(1555年)、武田信玄は善光寺のご本尊を甲府に移しました。最後は豊臣秀吉が京都・方広寺の御本尊としてお奉りし、慶長三年(1598年)に善光寺にお帰りになられました。
善光寺は一貫して男女平等を唱え、宗派や身分を問わずすべての参拝者を受け入れてきたため、古くから女性の参拝者が多いのが特徴です。そのため、現代まで深く広く人々に親しまれ、今では年間およそ600万人が訪れるようになりました。また、1998年の長野冬季オリンピックの開会式では、世界平和の祈りを発信するために善光寺梵鐘が鳴り響きました。

御開帳とは
前立御本尊に触れる、七年に一度の盛儀
善光寺御開帳 平成27年4月5日(日)~5月31日(日)
信州善光寺の御本尊・一光三尊阿弥陀如来は絶対秘仏と言われ、誰もその姿を拝むことができません。しかし、数え年で7年に1度行われる御開帳では、鎌倉時代に造られた分身である前立本尊が本堂に遷されるため、
拝むことができるのです。「開帳」とは特定の日に、寺院で仏像や経巻を納める箱である厨子の扉を開いて、普段は拝むことができない仏像を人々に公開することをいいます。
前立本尊は御本尊と同じお姿をしており、重要文化財に指定されています。御開帳の正式名称は「善光寺前立本尊御開帳」で、約2ヵ月間行われ、前回は全国各地から673万人が訪れました。
御開帳は、本堂前に御開帳の象徴でもある回向柱が立てられることで始まり、前立本尊の御手と善の綱によって結ばれ、 この柱に触れてお参りをすることは、前立本尊を拝むことと同じ御利益が得られると言われています。 また、御本尊の分身とされる宝印を、僧侶から頭に押してもらうことで、極楽往生の御利益が得られる「御印文頂戴」や、 本堂へ出仕される善光寺住職からお数珠で頭を撫でてもらい、無病息災を祈る「お数珠頂戴」も、 御開帳期間中は毎日行われます。 お朝事と呼ばれる僧侶が出仕して務める法要も、期間中は特別に前立本尊の厨子の扉が開かれて行われます。 そして、御開帳で行われる法要で最も重要なのが中日庭儀大法要です。



六善光寺同時御開帳とは
善光寺御開帳 平成27年4月5日(日)~5月31日(日)
長野県飯田市の元善光寺、
山梨県甲府市の甲斐善光寺、そして愛知県稲沢市の祖父江善光寺東海別院、岐阜県関市の関善光寺、
岐阜県岐阜市の岐阜善光寺が、
信州善光寺の7年に1度の盛儀である御開帳と同時に御開帳を実施されます。
2009年には6善光寺同時御開帳も史上初として実現しました。
(御開帳は7年に1度の実施だが、御開帳の年も1年に含まれるので、実際は6年に1度行われる。)
※今回は他に全国で善光寺にご縁のある21ヶ寺でも同時御開帳が行われます。
元善光寺
善光寺を開いた本田善光は、廃仏崇仏論争の中、難波の堀江に討ち棄てられていた御本尊を、
信州善光寺に祭る以前に、まずこの地に連れ帰ったといわれています。
その際、御本尊を木の臼の上にお祭りし、この場所に建てられたのが元善光寺です。
宝物殿には、この木の臼が霊宝として展示されています。そのため、信州善光寺と元善光寺は、
両方にお詣りしないと片詣り、と言われています。
・御開帳スケジュール : 平成27年4月5日(日)~5月31日(日)
・住所:〒395-0001長野県飯田市座光寺2638 電話:0265-23-2525
・URL:http://www.motozenkouji.or.jp/
甲斐善光寺
戦国時代に武田信玄が建立したといわれ、信州善光寺を建立した本田善光葬送の地といわれる場所にあります。
金堂中陣天井には巨大な龍が2匹描かれている吊天井となっており、ここで手を叩くと多重反響による共鳴現象「鳴き龍」が起きます。
この甲斐善光寺の「鳴き龍」は日本一の規模として有名で、参拝者に親しまれています。
・御開帳スケジュール:平成27年4月5日(日)~5月31日(日)
・住所:〒400-0806山梨県甲府市善光寺3-36-1 電話:055-233-7570
・URL:http://www.kai-zenkoji.or.jp/


主な行事
午後2時30分
回向柱受入式
午後1時
回向柱建立式
午後3時
前立本尊御遷座式
午前10時~12時
開闢大法要
午後2時~午後3時30分
全国善光寺会お練り大法要
午前10時~午後2時
世尊院釈迦堂
中日庭儀大法要(天台宗)
午前11時30分
第93回 仏都花まつり
午前10時~午後2時
中日庭儀大法要(浄土宗)
午後5時
篠ノ井大獅子奉納
午前10時~12時
結願大法要
午後1時
前立本尊御還座式
※御開帳の日時等は変更する場合がございます。
※詳細は公式サイトにてご確認下さい。