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ようこそ 初夏の泡の湯へ・・・・・
このたび歳時記をリニューアルする事になりました。月に2回ほどの更新を予定しております。
白骨の四季の様子や、旬の味・見所など紹介していきたいと思います。
今回は第一回目という事で女将さんに登場していただきます。
拙い文章ではありますが泡の湯一同
いっしょうけんめい書かせて頂こうと思っております。
よろしくお願いいたします。
一番手は私でございます。
女将の小日向眞紀子と申します。
御なじみの皆様いつもありがとうございます。
始めての皆様どうぞよろしくお願いいたします。
白骨はいま様々な花が満開です。
そして大地の美味しい恵み、山菜も食べ頃です。
ギボシ、水菜、唐松草、などなど・・・
ぶどう寿司もそろそろ。
山ぶどうの葉が大きくなり、皆様に差し上げる日が近くなりました。
しかし、どれも手間と時間がかかります。。。
「あ〜あ、“ずく” がない・・・」
山菜は山の奥まで入る“ずく”
来年また採る事を考える“ずく”
ごみをとり要らない葉をとる“ずく”
皮をむきアクをとる“ずく”
さて“ずく”って何でしょう?
何となくニュアンスはおわかりいただけますか?
表現はとてもむずかしいのですが、
面倒・根気がない・やる気が出ないなど。
信州の代表的な方言です。
でも、ほめる場合も使います。
「ずくがあるねえ」と言われると悪い気はしません。
私の仕事、サービス業は特に必要です。
さあ今日も“ずく”を出して頑張ります!
皆様にお目に掛かる日を楽しみにいたしております。
(女将 小日向眞紀子 2005.06.26)

唐松草(左)とギボシ(右)を下ごしらえした所です。

女将お手製のフキです。